『斉藤由貴 / ガラスの鼓動』(邦楽編vol.7)

天国アルバム第七回目。

ここらで一枚アイドルの作品と行きましょう。

『斉藤由貴 / ガラスの鼓動』

とっても素敵な表情のジャケットでしょ!

斉藤由貴さんがテレビに登場したときは、正直ビビりましたね。

こんなに透明感のある人がいるのかと。

また、私の永遠のフェイヴァリットヘアーであるポニーテールがこんなに

似合う人がいるのかと。


幼心に一目ぼれだったのでしょう。


≪収録曲≫

千の風音(Instrumental)

月野原

土曜日のタマネギ

初戀

情熱

コスモス通信

パジャマのシンデレラ

お引越し・忘れもの

海の絵葉書

今だけの真実


さて、このアルバムですが、

ただのアイドルの作品として聴くべからずの衝撃のアルバムです。

まず、

M1」千の風音」からしてクラシックのインストなんです。

そして、歌詞カードには由貴さんが書いたポエムが載っており、

「この曲(千の風音)は、演奏のみです 詩を読みながらお聞き下さい。」

との注釈。

この時点で、目指すところアーティストですよね。

そして、

M3k「土曜日のタマネギ」に至ってはアカペラ曲なのです。

しかも、すごいのが、

デビュー前か直後の、久保田利伸氏がコーラスで参加している。

何とこのアルバムには配役があり、「ポテトKid」という役を与えられている。

ちなみにプロデューサーの武部聡志氏は「Dr.ポテト」。

その他、谷山浩子さん・崎谷健次郎さん・亀井登志夫さんなど

有名なアーティストが参加しているのです。

さらに、私の斉藤由貴ソングの中で一番好きな

M5「情熱」が収録されています。

そしてクライマックスは

彼女史上、名曲中の名曲M10「いまだけの真実」。

ピアノ演奏一発OKだったようですね、谷山浩子さん流石です。

もう、涙なくしては聞けないです。


これだけでもすごいのですが、

由貴さんが自ら4曲(M1含む)の作詞をしているのです。

※このアルバムの後、さらに作詞曲は増えていきます。


そして、何よりも、

皆様にお伝えしたいのが、

シンガーとしては過小評価されていますが、

なんのなんの、

それほど下手ではないですよ。

むしろ、曲によっては最高の表現者なのです。


つまり、


アーティストだったのです。


一時かなりふくよかになっていらっしゃいましたが、

最近めっきりお痩せになって、

以前の美しさや愛らしい表情が戻ってきましたね。

ココ何クールか、数々のドラマに出演されています。


これからも活躍してほしいですね。


※歌詞カードの表記に文字の色が何文字か違うので、

それを続けて読んでみると、

「あなたのこころのなかの優しい気持を

       いつまでもなくさないでね…

            たいせつにしてね…」

となるんです。


素敵ですね。






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